「原発」強制捜査求める
福島第一原発事故をめぐり、 東京電力の幹部らを業務上過失致死傷などの容疑で告訴・告発した「福島原発告訴団」は13日、東京地検を訪れ、現場検証や東電への強制捜査をするよう改めて申し入れた。新たに約6万人分の署名も渡した。
申入書では「捜索、差し押さえなどの強制捜査をせずに、 起訴すべきかどうかの判断はできない」と訴えている。同様の訴えは2月22日に続き2回目。
(3月13日付朝日新聞夕刊14面)
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「適正捜査」求め10万人超 福島原発告訴団の署名
東京電力福島第1原発事故で、当時の東電幹部ら33人を業務上過失致死傷容疑などで告訴、告発した福島原発告訴団は12日、「検察当局に適正な捜査・起訴を求める署名」の総数が10万人を超えたと発表した。告訴団によると、同日現在の署名の総数は10万3464人。告訴団は既に4万265人分の署名を東京、福島両地検に提出している。残り6万3199人分の署名については、13日に東京地検、19日に福島地検に提出する。
告訴団によると、署名は1月末ごろから集め始め、1万4586人の告訴、告発人やインターネットなどを通じ呼び掛けた。告訴団は「まだ強制捜査も行われ ていない。原発事故の責任について、もっと調べてほしい。署名は増え続けている」としている。検察当局は早ければ今春にも立件の可否を判断するとみられ る。
(3月13日付 福島民友ニュース)
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